Rails開発者のDavid Heinemeier Hansson(dhh)氏は4月24日(現地時間)、Rails 6の初のリリース候補となる「Rails 6.0.0 .rc1」を公開したことを発表しました(公式ブログ)。
rc1はこれまで公開されてきたRails 6のベータ版と比較して目新しい点はないものの、1000以上のコミットによってあらゆる点でブラッシュアップが進められているとのこと。このため重大な不具合が見つからなければ、このリリース候補が正式版になる可能性もあるようです。
rc1は十分に安定しているため、BasecampやShopify、GitHubといったメジャーサイトもrc1を使用中で、新規にプロジェクトを開始する場合は6.0.0.rc1を使用することが推奨されています。
Rails 6ではAction MailboxやAction Textといった新機能が追加されたほか、複数データベースのサポートや、並行テストのサポートなどさまざまな新機能が追加されています。詳細はbeta1のブログ記事で確認可能です。