自分が所有するRaspberry Piをデータセンターに預け、リモート経由で使うことができる、いわゆるホスティングサービスを無料で提供するサービスがあるようです(Raspberry Pi colocation by PCextreme)。
100Mbitのリンク、500GBのトラフィック、電気代無料、データセンターのスペース利用料無料ということでかなり太っ腹のサービス。現在「570」台のRaspberry Piがオンラインであると表示されています。
プランは2種類あり、完全無料の自分のRaspberryPiを送りつけるコース(RaspberryPiとイーサネット接続、固定IP、起動可能なOSをインストールしたSDカードが必要)と、52,50ユーロでプリインストール版RaspberryPiを購入するコースが表示されています。
Raspberry Piの楽しみは自分でいじりまわすことにあるとおもいますが、サーバー用途メインで使う場合こういうサービスもなかなかいいかもしれませんね(日本から使えるかどうかは不明ですが)。
電気代とネットワークの利用料金をどうやって捻出しているのかビジネスモデルが気になりましたが、「無料でRaspberry Piホスティングサービスを提供して顧客を獲得し、後で有料のVPSサービスなどをセールしやすくするのが目的ではないか」と、Hacker Newsで推測されていました。なるほど。