オープンソース版Windowsを目指す「ReactOS」でSMP/マルチコアサポートが進行中

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Windowsアプリケーション/ドライバとのバイナリ互換を目指すオープソースオペレーティングシステム「ReactOS」が、2022年現在、対称型マルチプロセッシング(SMP)のサポートに取り組んでいることがわかりました。

SMPは、複数のCPUによって処理を分散させるマルチプロセッサの方式のひとつで、各プロセッサの役割が完全に対称になっていることが特徴です。SMP/マルチコアの適切なサポートはモダンなコンピューターにとって必須といってもよく、ReactOSにとっても悩みの種でしたが、状況は改善しつつある模様です。

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試験的なコードを使用し、SMPモードでReactOSをセーフモードではあるもののデスクトップまでブートすることができたと、公式アカウントがツイートしています。

SMPのサポートはまだ初期段階にあり、改良されたコードはまだマスターにはなく、マージのためにはさらなる作業が必要とのこと。SMPを有効にしたときに1つのコアで完全に動作し、その後、複数のコアが協調して動作するようにする予定とのことです。

タイトル ReactOS
公式サイト https://reactos.org/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/34-reactos
説明 Windows NT互換を目指すオープンソースのOS。
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