Microsoftは、Windows 11のリリース後も改良作業を続けており、Windows CopilotをはじめとしたAI関連機能を多数導入する「Moment 4」や、2023年の第4四半期公開予定の「23H2」など、今後も立て続けにアップデートが行われる予定です。
しかし、Windows 11は完璧なOSにはほど遠く、ユーザーをやなませるさまざまな不具合や、デザイン上の矛盾がなくなることはなさそうです。「Rectify11」はこのような問題を、Windows 11のシステムファイルを変更することで改善するサードパーティツールです。
Rectify11はResource Hacker、SecureUXTheme、WinverUWP、8GadgetPackといったWindowsツールを使用し、UIの不整合を修正します。最新版3.0 RCでは以下のような変更が行われています。
- code refactor
- more stable
- use r11 control panel instead of control center
Rectify11ではインストール中に、Windows 11のどの要素を修正するかのオプションが提供され、システムアイコン、テーマ、その他(メニューやガジェット、アクセントカラーのカラーリングなど)気になる部分だけを変更することもできます。
Windows 11の安定性を重視し、システムファイルの変更を望まないユーザーにとってはおすすめできませんが、実験環境やVMで使用する分には興味深いプロジェクトかもしれません。