Windowsユーザーならば誰もがブルースクリーン(BSOD)を経験したことがあるかもしれません。
ブルースクリーンはPCで致命的な問題が発生したことを示すもので、ユーザーにとって深刻な問題となります。Microsoftはこの問題に対処するための公式ガイド「Windows のブルー スクリーン エラーの解決」を公開しています。
Microsoftはブルースクリーンエラー(バグチェック、STOPコードエラー、カーネルエラー、BSODエラーとも呼ばれる)について「重大な問題によって Windows が予期せずシャットダウンまたは再起動され、データ損失から保護される場合に発生する可能性がある」とし、基本的な方法と高度な方法の2種類のトラブルシューティング手順を掲載しています。
基本的なトラブルシューティング手順は、新しいハードウェアを削除したり、PCをセーフモードで起動したりするといったもので、以下の通りです。
新しいハードウェアを削除します。 エラーの前に新しいハードウェアを PC に追加した場合は、PC をシャットダウンし、ハードウェアを取り外して、再起動してみてください。
PC をセーフ モードで起動します。 再起動で問題が発生している場合は、PC をセーフ モードで起動できます。 詳細については、「 Windows で PC をセーフ モードで起動 する」を参照してください。 セーフ モードから、残りのトラブルシューティング手順を試すことができます。
デバイス マネージャーを確認します。 [スタート] ボタンを右クリックし、[デバイス マネージャー] を選択します。 感嘆符 (!) でマークされているデバイスがあるかどうかを確認します。 デバイスを右クリックし、[ ドライバーの更新] を選択します。 ドライバーを更新しても問題が解決しない場合は、デバイスを無効にするかアンインストールしてみてください。
ハード ドライブの十分な空き領域を確認します。 オペレーティング システムと一部のアプリケーションでは、スワップ ファイルを作成して他の機能を実行するために十分な空き領域が必要です。 システム構成に基づいて、正確な要件は異なりますが、空き領域の 10% から 15% を使用することをお勧めします。
最新の Windows Updatesをインストールします。更新プログラムをチェックするには、[スタート] > [設定] > [Windows Update ] を選択し、[更新プログラムの確認] を選択します。
Windows を復元します。 これらの手順で問題が解決しない場合は、システム復元ポイントを使用して Windows を復元するか、「 Windows の回復オプション」に記載されている他のオプションのいずれかを使用して Windows を復元してみてください。 シナリオに最も近い回復オプションを選択します。
高度なトラブルシューティング手順は、イベントビューアーやメモリ診断ツールを活用するというもので、以下の通りです。
イベント ビューアーを確認します。 イベント ビューアーのシステム ログで、エラーの原因となっているデバイスまたはドライバーを特定するのに役立つその他のエラー メッセージがないか確認します。 詳細については、「イベント ビューアーを開く」を参照してください。 ブルー スクリーンと同じ時間枠で発生したシステム ログで重大なエラーを探します。
Windows メモリ診断ツールを実行します。検索ボックスに「Memory」と入力し、[Windows メモリ診断] を選択します。診断を実行した後、イベント ビューアーを使用して、システム ログの下に結果を表示します。 MemoryDiagnostics-Results エントリを探して結果を表示します。
メモリ ダンプ分析。 IT プロフェッショナルと開発者は、メモリ ダンプ分析の実行を試すことができます。 詳細およびその他の高度なトラブルシューティング手順については、「停止エラーまたはブルー スクリーン エラーの高度なトラブルシューティング」を参照してください。
詳細はこちらで確認可能です。すべての場合に有効化かどうかはわかりませんが、ブックマークしておくといざという時に役に立つかもしれません。