Microsoft、Windows 11 24H2へアップグレードできない問題を7ヶ月かけて解決

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Microsoftは先日、Windows 11 Version 24H2の展開が最終段階に入ったことを宣言しましたが、これは24H2に関する全ての問題が解決したことを意味しているわけではありません。

今回、同社は「Safe Exam Browser」に関する問題を解消し、24H2への互換性ブロックを1つ解除しています。Windows 11 Version 24H2の既知の不具合をまとめたページには以下のような内容が掲載されています。

この問題は、「Windows 11 Version 24H2をインストールした後、バージョン3.7またはそれ以降のプリケーションを使用している場合、Safe Exam Browserを開く際に問題が発生することがある」というものです。

該当する環境には互換性ホールドが適用され、Windows Update経由での24H2の提供が停止されていました(Windows Update for Businessレポートを使用している IT管理者は、セーフガード ID: 49562592でこの問題を参照可能)。

この問題は、「Safe Exam Browser」アプリの最近のアップデートであるバージョン3.8以降で解決し、Safe Exam Browser 3.8以降をインストールすることで、Windows 11 Version 24H2へアップグレードすることが可能となります。最新バージョンのアプリケーションにアップデートしてから48時間経過しても、互換性ホールドが有効な場合は、Safe Exam Browserのサポートに連絡して、解決方法について詳細を確認する必要があるとのこと。

Safe Exam Browser(SEB)は、試験中の不正行為を防ぐための専用ブラウザで、オンライン学習プラットフォームと連携し、受験者が試験中に他のウェブサイトやアプリにアクセスできないように制限する機能を搭載しています。

[via Neowin]

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