GitHubでサポートされたこともあり、軽量マークアップ言語「Markdown」が普及してきています。
本日紹介する「Notable」は、このMarkdown記法をサポートしたオープンソースのノートアプリです。Electronを使用して作られていて、Windows/macOS/Linux用の実行ファイルをダウンロードすることができます。
以下のような特徴を持っています。
- 独自のフォーマットなし: 通常のMarkdownファイルにコンテンツを保存。
- 適切なエディタ: WYSIWYGエディタは採用していない。
- 無限にネストしたタグ: 通常のタグに加えネストしたタグもサポート。
EvernoteやBoostnoteと言ったほかのノートアプリとの比較表も公開されています。
以下使用方法を説明します。
Notableの使用方法
GitHubのリリースページから最新の実行ファイルをダウンロードします。Macの場合dmgファイルをダウンロードし、中に含まれるNotable.appをアプリケーションフォルダにコピーします。
アプリを起動すると最初にデータディレクトリの場所を決定する画面が表示されます。
▲「~/.notable」でよければ「Use Default」を、それ以外のディレクトリに保存したい場合は「Select」ボタンをクリックします。DropboxやGoogle Driveなどにデータフォルダを保存することで、複数マシンでデータを同期することも可能です。
Notableメイン画面は以下の通りです。
▲3ペイン式の画面構成で、左から全てのノートが表示される「サイドバー」、選択したカテゴリに含まれるノートを一覧表示する「ミドルバー」、Markdownノートを記述・閲覧することができる「メインバー」となっています。
画面中央上部のペンのアイコンをクリックするか「Command + E」を押すことで、選択しているノートの編集モードと閲覧モードを切り替えることが可能です。
▲「タグ」アイコンをクリックしてノートにタグを追加することができます。「foo/bar」のようなネストしたタグを作成すると、サイドバーの「Tags」に階層化して表示されます。
▲複数のノートを選択し、まとめてタグを追加したり削除したりといった操作も可能です。
▲編集とプレビューを同時に表示できる分割モードもサポートしています。
▲フォーカスモードをオンにすると、エディタ部分だけが表示されます。
各動作にはショートカットキーが割り当てられていて素早く操作可能です。
まとめ
NotableはMarkdown記法をサポートしたマルチプラットフォーム対応のノートアプリです。OneNoteやEvernoteのようなWYSIWYGエディタより、Markdownが好きな方におすすめです。
タイトル | Notable | |
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公式サイト | https://github.com/notable/notable | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7618-notable | |
説明 | マルチプラットフォーム対応のMarkdownノートアプリ |