RapidWeaver、Clear、Ember等、Mac用の人気アプリを多数公開しているRealmac Softwareが「A Long Overdue Update on Our Product Roadmap」と題し、今後のアプリ開発計画を明らかにしました。
ブログでは、RapidWeaverやTyped.com、Clearといった製品が順調に開発中であるのに対し、Mac用のデジタルスクラップブックアプリ「Ember」の開発は停滞中であるという、Emberユーザーにとってショックな事実が明らかにされています。
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事実上の開発停止か
説明によると、Ember開発の停滞の原因は、フルタイムの開発者を雇用するための資金不足で、「Ember 2」を開発することはもとより、Emberの同期機能の問題を修正することも不可能な模様。
最終的に、Emberユーザーに対し以下の告知が行われています。
- 今年の終わりに同期機能(iCloudとDropbox)を削除したEmberを公開する
- ローカルライブラリを使えばEmberを将来的に安全に使い続けることができる
- EmberはMac App Storeから間もなく削除される。これはメンテナンスコスト削減とアップデートを簡単化するため
- 将来の更新はダイレクト版に対してだけ適用される
- Mac App Store版ユーザーはダイレクト版に移行できる(メールで連絡)
- Emberを最近3ヶ月間のうちに購入して今後使用したくないユーザーは返金もうけつける
- Mac App Store版の場合Appleに返金を要求する必要あり
Ember開発の事実上の停止の発表に対し、Designer Newsでは、失望の意見が多く集まっています。