3つの文字で同じ文章が書かれた「ロゼッタストーン」は、古代エジプト語解明のカギとなりました。「Rosetta Stone for Unix」はこれと似て、さまざまなUNIX OSで、UNIXの諸機能がどのようなコマンドやファイルに割り当てられているかを、マトリックス化して表現したものです。
ありがちな表のようにも思えますが、Rosetta Stone for Unixの凄いところは、取り上げられているUNIX OSの数が膨大なところです。AIX、A/UX、DG/UX、FreeBSD、HP-UX、IRIX、Linux、Mac OS X、NCR Unix、NetBSD、OpenBSD、Reliant、SCO OpenServer、Solaris、SunOS 4、Tru64、Ultrix、UNICOSと、メジャーなものからマイナーなものまで数多く取り揃えられています。
初期状態だと表の横幅が広すぎるので、実際に使う場合は比較したいOSで絞り込むと良いでしょう。
左上のリストボックスで選択し(複数選択可能)、「Draw table」で表を作り替えることができます。
特に、資料の少ないマイナー系OSの操作方法を知りたいときに役に立つのではないでしょうか。Unix管理者の方はブックマークしておくと役に立つサイトだと思います。