Ruby 3.4.0 preview1がリリース - 言語機能の改良やコアクラスの更新など

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Ruby開発プロジェクトは5月16日、Ruby 3.4シリーズの最新プレビュー版「Ruby 3.4.0 preview1 」をリリースしました(ruby-lang.org)。現在公式サイトよりソースコードをダウンロードすることができます。

Ruby 3.4.0 preview1では言語機能が変更され、frozen_string_literalコメントがないファイル内の文字列リテラルが、frozenされたかのように動作するようになっています。これらの文字列が変更された場合、非推奨の警告が発せられます。

ブロックパラメーターを参照するためのitの追加や、メソッド呼び出し時のnilのキーワードスプラットのサポートも行われています。**nil**{}と同様に扱われ、キーワードは渡されず、変換メソッドも呼び出されません。

ExceptionやRangeといったコアクラスの変更や、エラーメッセージ、バックトレース表示の変更も行われています。

Old:
test.rb:1:in `foo': undefined method `time' for an instance of Integer
        from test.rb:2:in `
' New: test.rb:1:in 'Object#foo': undefined method 'time' for an instance of Integer from test.rb:2:in `
'

その他C APIのアップデートや、実装の改善など細かな変更が行われています。

変更点の詳細はNEWSコミットログで確認可能です

タイトル Ruby
公式サイト http://www.ruby-lang.org/ja/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/1964-ruby
説明 オブジェクト指向スクリプト言語。
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