Amazonで人気の高い「Salcar USB3.0 2.5インチ HDD/SSDケース」を購入しました。
名前からも分かる通り、2.5インチのHDDやSSD(9.5mmと7mm厚に両対応)を装着して外付けストレージとして活用することができるケースです。
USB 3.0やUASP高速転送モードに対応し、高い転送速度が期待できる上に、工具不要でHDDやSSDをつけ替えることが可能です。価格も1,000円以下と安価で、多くのレビュアーから高評価を受けているケースです
以下詳しくご紹介。
外観など
まずは外観からご紹介。
▲シンプルなダンボール箱の梱包です。
▲内容物は、ケース本体とUSBケーブル、高さ調節用のスポンジ、日本語説明書です。
▲本体側のUSB端子の形状は「マイクロB」となっています(逆側は標準端子)。ケーブルの長さは50cmとこの手のケースとしては標準的な長さです。ケーブルの太さは若干細めで取り回ししやすいと思います。右側にあるのはロックボタンで、ロックすると蓋が開かなくなります。
▲HDDやSSDはこのように差し込みます。9.5mm厚のHDDやSSDの場合高さはぴったりで、ぐらつきもほとんどありません。7mm厚の場合は、スカスカになりますので付属のスポンジなどで高さを調節する必要がありそうです。
▲LEDの明るさはそれほどまぶしくなくほどよい程度です。USB 3接続の場合は青で、USB 2接続の場合は白で点灯します。
UASP接続は?
UASPはUSBの拡張仕様の一つで、これに対応していると転送速度が高速化することがで期待できます。SalcarケースはUASP対応ということで期待したのですが、手元の環境ではUASPで接続できていない模様です。
センチュリーのブログに掲載されている方法を参考に、実際に確認してみたところ、Windows/Macどちらでも残念ながらUASPモードで動作していない事が確認できました。
▲Windowsの場合「記憶域コントローラー」に「USB接続SCSI(UAS)マス ストレージ デバイス」があれば良いそうですが、ありませんでした。
▲Macの場合、「このMacについて > システムレポート > ソフトウェア > 機能拡張」で「IOUSBAttachedSCSI」が「はい」になっていれば良いそうですが、「いいえ」になっていました。
UASPに対応していたとしても劇的に速度が上がるわけではなく、そこまでこだわっていないなかったので今回はこのまま使う予定ですが、UASPじゃないとダメという方は気をつけたほうがよいかもしれません。
ちなみにCrystalDiskMarkでSSD「Crucial m4 SSD」の速度を測った結果です。
まとめ
Salcar USB3.0 2.5インチ HDD/SSDケースを利用すれば、余ったSSDやHDDを外付けストレージとして活用することができます。ケーブルの長さもちょうど良く、いろいろなところで使いやすいと思います。
UASP対応に拘る方は他のケースを探した方がよいかもしれませんが、激安ケースの場合、UASP対応のはずがUASPで接続できないものが多いらしく、完璧を目指すのは難しいかもしれません。