自分の生産性を改善するための方法を探している開発者の方は多いかもしれません。
開発者向けの情報を提供するEngineer’s Codexのブログ記事「A simple software engineering productivity trick(ソフトウェア・エンジニアリングの生産性を向上させるシンプルなコツ)」は、そのような方が参考にすべき4つのシンプルなコツを紹介しています。
同記事は、より優れたソフトウェア・エンジニアになるために必要な、4つの重要な習慣を紹介しています。
コツ1. 翌日の流れをスムーズにするために、仕事を少しやり残したままにする
ソフトウェア・エンジニアリングは何かを生産する作業なので、「フロー状態」にできるだけ素早く到達できるように準備すると良い。そのためにはは以下を十国する。
- スティッキング・ポイントの直前で立ち止まる。スティッキング・ポイントとは完了させるための手順は分かっているが、隠れたコストがあるかどうかわからないタスクのこと。
- 次のステップを明確に書き出す。書き出すことで作業の文脈や前日の精神状態を取り戻すことが容易になる。
コツ2. キーボードとマウスのショートカットを使いこなす
エディタやツールには、ほとんどすべてのアクションを実行できるキーボードショートカットが準備されている。これを使いこなすことが生産性向上の役に立つ。
例えば右クリックからコードを整形することが多いなら、その作業をショートカットで行えるように練習していく。徐々にショートカットを増やしていくと、数週間で自然に使えるようになる。
コツ3. 検索可能なコマンドとリンクのリストを手元に置いておく
ターミナルで実行するコマンドや、リンク、プログラミング言語に関する情報をまとめたメモを準備しておくと、ドキュメントのページを探し回ったり、ターミナル履歴を探す代わりに使用することができる。「Big Book of Commands」と呼ばれる巨大なドキュメントにまとめ、Ctrl+Fで検索し、Shift+Command+→矢印で選択し、コピー&ペーストできるようにしている。
キーボードマクロやターミナル・エイリアスを使うこともある。
コツ4. もっと「ノー」という
ログラミングとは直接関係ないが、物事に「ノー」と言うことを学んだ。ノーと言うことを学ぶのは予想以上に難しかったが、職場と私生活の両方で応用してきた最も貴重なスキルのひとつで、自分が集中していることに時間とエネルギーを費やすことができるようになる。
まとめ
作業のメモを書き出す、ショートカットを覚える、コマンドをまとめたメモを準備するなど、すぐに実践できそうな項目もあり参考になりそうです。Redditでもこの記事に関する議論が行われています。より掘り下げた情報を探している方は確認してみてはいかがでしょうか。