Googleは昨年、Chromeのアドレスバーに表示されるURLから、「https」や「www」といった特定の要素を省略する変更を行いました。
通常状態ではアドレスバーに正確なURLが表示されていない場合があること意味していますが、必要ならばアドレスバーをダブルクリックするなどして完全なURLを確認することは可能です。
今回Googleは、この完全なURLを確認するための補助機能として、アドレスバーの右クリックメニューに、「URLを表示」するオプションを追加している事がわかりました(Techdows)。
記事執筆時この機能は、Chromium v83.0.4090.0で利用可能であり、Chrome Canaryにはバージョン番号が同じでも機能が実装されていない模様です。
目次
「URLを表示する」を有効に
Chromium v83.0.4090.0では以下の手順で「URLを表示する」を有効にできます。
- chrome://flags/#omnibox-context-menu-show-full-urls を表示
- フラグを「Enabled」に変更して再起動
設定変更後例えば「www.softantenna.com」を表示してみます。
▲アドレスバーを右クリックして「URLを表示」を選択します。
▲実行するとサイトの完全なURLが表示されました。
Googleは現在、CORVID-19の影響によってChromeの公開を一時停止しているため、このオプションが一般に公開されるまで少し時間が必要かもしれません。