LinuxディストリビューションFedoraの次期バージョン「Fedora 29」では、パッケージマネージャのyum(v3)が削除され、DNFに一本化されることがわかりました(Phoronix)。
DNFは"次世代のyum"として開発が進められてきたパッケージ管理ツールで、Fedora 22以降はデフォルトのパッケージ管理ツールとして採用されています。ただしyumも引き続き利用可能で、これまではyumとDNF、どちらを使用することもできる状態となっていました。
FedoraのWikiページ「Deprecate YUM 3」によると、Fedora 29ではこの状況が変わり、yumがついに削除されることが確認できます。
Fedora 29は今年の10月末までにリリースされる予定ですが、はたしてスムーズな移行が実現できるのか注目を集めそうです。