Ruby開発者は普段どのようなエディタを使って作業しているのでしょうか。これからRubyに入門しようと思っている開発者はもちろん、よりよい開発環境を探し求めている現役の開発者にとっても気になる情報だと思います。
開発者向けのテックサイトSitepointにて、Rubyユーザーどのエディタを使っているのかを調査した記事「What Editor Do Rubyists Use?」公開されていました。より良いRubyエディタの参考になるかもしれません。
Vimが圧倒
記事の筆者Abder-Rahman Ali氏が、100人のRubyistに対して調査した結果は上のグラフの通り。ユーザー数が多い順に次の通りとなっています。
- Vim
- Sublime Text
- Emacs
- Atom
- TextMate
- Sakura
- Pico
Vim人気が圧倒的で50%(50人)のユーザーが使っていることが判明しました。Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏が愛用しているEmacsは3位、Railsの開発者David Heinemeier Hansson(DHH)氏が使っているエディタTextMateは5位となっています(ただし下のほうの順位は誤差レベルかもしれませんが…)。
エディタは好みの問題が大きいので、どのエディタが良いのか一概に決められませんが、長いものに巻かれていきたい派の人にとってVimがファーストチョイスといえそうですね。記事ではVimがどのように優れているのか、その具体的なポイントまで説明しているので、気になるかたは参照してみてください。
ちなみにSakuraはサクラエディタのことかどうか…詳細は不明(それ以外なさそうですけど)。今回の調査ではIntelliJ IDEAやRubyMineなど、IDEは含まれていないようです。