MicrosoftはWindows 10 April 2018 Updateで「タイムライン」と呼ばれる新機能を追加しました。
タイムラインはタスクビューを拡張して現在実行中のアプリと過去のアクティビティを表示し、作業を続行したり過去のアクティビティを検索したりすることができる機能ですが、今のところこの機能をサポートするのはほぼMicrosoft公式アプリだけに留まっています。
そのような中Chromeのブラウザでタイムラインをサポートする拡張が、サードパーティ開発者Dominic Maas氏によって作成されて公開されています(MSPoweruser)。
Sync your browsing history to Windows Timeline, 'push' your active tab to another device. Supports @firefox, @googlechrome & @vivaldibrowser. Powered by the @microsoftgraph. Download links below -> pic.twitter.com/OcuOOiaByZ
— Dominic Maas (@dominicjmaas) 2018年7月15日
拡張はGoogleとVivaldi用および、Firefox用がダウンロード可能で、ブラウザにインストールすることで、それぞれのブラウザのアクティビティがタイムライン上に表示可能になります。
拡張は以下のような特徴を持っています。
- ブラウズ履歴をWindowsのタイムラインに同期させ、後で同じMicrosoftアカウントを使用して別のデバイスからアクセスできる。
- Windowsタイムラインに保存される前に、ページを表示する必要のある秒数を調整できる(デフォルト8秒)。
- 現在のアクティブなタブを、同じMicrosoftアカウントを共有する他のデバイスに「プッシュ」することで、別のデバイスですばやく参照し続けることができる。
将来的にはGoogleが公式のタイムラインをサポート追加する可能性はありますが、それまで待てないという場合、試してみても良いかもしれません。