Nintendo Switchは今年で発売5周年を迎え、その間根本的な処理能力の向上は行われていません。昨年、有機EL搭載のNintendo Switchは発表されましたが、処理能力が向上した「Nintendo Switch Pro」はついに登場することはなかったのです。
しかし、Valve社のSteam Deckによってその状況も変わるかもしれません。The Vergeは、Steam DeckがAMDのアップスケーリング技術「FSR」によって、ゲームのグラフィックを大幅に改善することができ、Nintendo Switchも追随すべきだと主張しています。
Steam DeckではFSRを使用することで、ゲームのグラフィックを即座にアップグレードすることができる模様。実際に人気ゲームElden RingでFSRをオンにした場合とオフにした場合をインタラクティブに比較できる画像を掲載しています。
▲Elden Ringのゲーム画像の切り抜き。左FSRオン。右FSRオフ。
The VergeはDLSSやFSRといったアップスケーリング技術は好みではないものの、Steam DeckやNintendo Switchのような携帯ゲーム機では、大画面でプレイできるかどうかの決定的な差になる可能性があると指摘し、サイバーパンク2077のサンプル画像をさらにいくつか掲載しています。
Nvidiaのアップスケール技術「DLSSN」を搭載したTensorコアが、次世代Nintendo Switchに組み込まれれば、Steam Deckと同様の処理がSwitchでも可能となると考えられます。PCゲームが動く携帯ゲーム機としてSteam Deckが攻勢を強めている今、任天堂もなんらかの対策を取るべき時期にあるのかもしれません。