Apacheより「Subversion 1.8」がリリースされました(MLアナウンス、リリースノート、Changes)。
2011年にリリースされたバージョン1.7以来ひさびさのメジャーバージョンアップとなります。最近はGitの勢いが凄いのですが、きちんと更新され続けていることで安心したSubversion派も多いことでしょう。
変更点に関しては、SOURCEFORGE.JP Magazineにすでにまとめられています。
- svn moveが、copyとdeleteの組み合わせから単一のコマンドとして処理されるようになった。
- ブランチのマージ時にreintegrate mergeが自動的に行われるようになった。
- 作業コピーのフォーマットが変更(以前のものは自動で更新されるらしい)。
- その他コマンド出力の改善。
などなど。
またこれに合わせてWindows用GUIクライアント「TortoiseSVN 1.8.0」もリリースされています(リリースノート)。
個人的には最近Gitを使い始めたのですが、Subversionの分かりやすさは捨てがたいなと思ったりしてます。
追記
slashdot日本版のストーリー「Subversion 1.8リリース、まだまだSVNは死なない」によると、オフラインでコミットできるようになる「checkpoints」と呼ばれる機能が実装中とのこと(まだ使えないかもしれないけど)。これが実装されたらSubversionの追い上げがあるかも。