近年モバイルプラットフォームの普及によってゲームがより身近な存在になり、ゲームをプレイする人だけではなく、ゲーム開発者を目指す人も増えているといわれています。
会社に所属することなく個人で大ヒットゲームを作成することができれば、夢のような成功を手にすることができますが、その道のりは簡単ではありません。
本日紹介する「Surviving the App Store」は、そのような個人あるいは小さな組織がゲームを開発し、App Storeで生き残っていくためのさまざまな手法を公開する電子書籍です。
執筆したAmirali Rajan氏は人気ゲーム「A Dark Room」の開発者で、自身の経験をもとにした情報が多数含まれているそうです。
目次
3部構成
Surviving the App Storeは大まかに以下の三部構成となっています。
1部は人気ゲーム「A Dark Room」の開発記録です。
- A Dark Roomの作成
- A Dark Roomのマーケティング
- A Dark Roomが急速に広まる
2部は作者がモバイルゲーム開発者として得た貴重な知識を含むエッセイ集となっています。
- モバイルゲームの作成
- 小さく作り持続可能な収入を得る
- アプリの値段設定
- レビューとランキングシステムの利点と欠点
- ゲームをRedditでマーケティングする
- ゲームに関してAppleと連絡を取る方法
- App StoreとGoogle Playの比較
3部はゲーム開発者、エディタ、各種クリエイターにに対するインタビュー集です。
例えば「Building A Dark Room」の中には、A Dark Room作成のために日々どのような作業を行ったのかが詳細に記録されています。
▲ゲームに興味のある方ならば開発者ではなくても読み物としても興味深いものかもしれません。
まとめ
Surviving the App Storeは、インディ系ゲーム開発者のためのサバイバルガイドです。アプリやゲームを開発して生活していこうと考えている方は必読の情報だと思います。