Windows 8 や Visual Studio 2012の発売を目前に控えたせいかどうかわかりませんが、MicrosoftがTechNet/MSDNサブスクリプションの使用条件をより厳しく修正しています(ZDNet、gHacks、Neowin)。
今回の修正点は以下の通り(英語情報を元にしましたが日本語版も同じではないかと思います)。
- MSDN契約者は、現行のWindowsとMicrosoft Officeのプロダクトキーの取得可能数が10から5に半減。古い製品について3つだけプロダクトキーが取得できる。TechNet契約者は3のまま。
- MSDN/TechNet契約者の一日に取得できるキーの数が55から10に減少。
- Windows 95 や Office 97 といったサポート終了したソフトウェアはダウンロードできないように変更。
- TechNet契約者は契約期間終了後Microsoftのプログラムを使用できないようになる(以前は契約期間終了後も使えた)。
TechNetのライセンスが期間限定になるのは結構影響が大きいのではないかと思います。サブスクリプションホームにも以下のようにしっかり記述されています。
使用条件を簡素化し、マイクロソフト ソフトウェア製品のご使用およびその他のサブスクリプション特典のご利用を 12 か月のサブスクリプション期間に限定します。また、評価目的に提供する対象製品も一部変更となります。
その他Microsoftサイトを参照して、詳細はご確認ください。
Windowsが絶対的な力を失いつつある今、こんな強気路線で大丈夫かという気がちょっとしました。Windows開発者にとってMSDNはすごく魅力的ですが、個人レベルでは購入しづらい価格ですよね。Visual Studio Professionalにしてもそうだし。
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TechNet/MSDNサブスクリプションの使用条件が厳しくなります | ソフトアンテナブログ
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[...] 約1年前に、TechNet/MSDNサブスクリプションの使用条件が大幅に厳しくなっていたので、今回廃止が発表されてもそれほど驚きはなかったかも。 [...]