Googleは15日、機械学習ライブラリ「TensorFlow」の最新版v1.0をリリースしたことを発表しました(Google Developers Blog、窓の杜)。
TensorFlowは、比較的簡単に導入できる機械学習/ディープラーニング/ニューラルネットワークライブラリとして、2015年11月に公開されて以来大きな注目を集めています。
今回公開されたv1.0の主な変更点としては以下がリストアップされています:
- XLA (試験的): CPU/GPUが利用できるドメイン固有コンパイラ
- TensorFlowデバッガ(tfdbg): コマンドラインインターフェイスとAPI
- Python 3 Dockerイメージ追加
- pipパッケージ: pip install tensorflowでインストール可能に
- いくつかのPythonのAPI呼び出しがNumPyに近い形に変更
- 試験的なJava API
- Android: 人認識/トラッキングデモ
- Android: カメラベースの画像様式化デモ
その他互換性のないAPIの変更や、不具合の修正など多くの変更が行われています。詳細はGitHubのリリースノートで確認可能です。