「The iOS Design Guidelines」は開発者兼デザイナのIvo Mynttinen氏がまとめた、iOSアプリを作成するためのデザインガイドラインです。
「iOS 7」でフラットデザインが導入され、「iPhone 6/6 Plus」でハードウェアのバリエーションが増えたことで、iOSアプリデザインの定石も初期と比較するとだいぶ様変わりしてきました。
iOS Design Guidelinesはこれらの状況を踏まえたうえで、2014年のiOSアプリ開発に必要となる知識が綺麗にまとめられた良い資料となっています。もちろんiOS 8やiPhone 6/6 Plusにも対応しています。
2014年のアプリ開発
このデザインガイドラインは、解像度とディスプレイの関係、アプリのアイコン、タイポグラフィ、カラーパレット、アプリ内で使用するアイコン、UIエレメントに関して画像とともに丁寧に解説したものとなっています。
↑例えば上の画像は、iPhone 6 Plusの@3xがどのように描画されるかを説明したもの。ダウンサンプリングされて表示されることがわかります。
↑アプリのアイコンのコーナーの丸めがiOS 7以降変わったことなんかも分かりやすく図で説明されています。
これ以外にたくさんの有益な情報が掲載されているので詳細は「The iOS Design Guidelines」を参照してください。
現役の開発者/デザイナはもちろん、今からアプリ開発を始める人や、しばらくアプリ開発から離れていて復活しようという人にとってもよいまとめではないでしょうか。