TIOBE Index 2020年7月版が発表 - Rが過去最高位を記録

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TIOBE Softwareがプログラミング言語の人気ランキング「TIOBE Index」の2020年7月分を発表しました。

今月のランキングも上位は安定で、1位が「C」、2位が「Java」、3位が「Python」というのは先月から変化がありません。注目は統計プログラミング言語のRが先月の9位から8位に上昇し、過去最高を記録していることです。統計処理用途のプログラミング言語としては、最近Pythonが人気を集めており、Rの順位は下落すると予想されていましたが実際は逆となっています。

このR人気の高まりに関しては、SASやStata、SPSSなどの商用統計言語やパッケージの時代が終わったこと、およびCOVID-19ウイルスのワクチンを見つけるため、統計処理やデータマイニングの需要が上昇していることなどから、簡単で学習しやすい統計プログラミング言語に人気が集まっているのではないかと分析されています。

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その他20位から18位へランクアップしたRustや、30位から27位になったKotlin、逆に22位から30位に順位を下げたDelphi/Object Pascalなどが注目されています。

TIOBE Indexはプログラミング言語の人気の指標で、GoogleやBing、Wikipedia、Amazon、YouTube、Baidoなどの主要な検索エンジンの検索結果を分析して作成されています。

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