TIOBE Softwareがプログラミング言語の人気ランキング「TIOBE Index」の2022年8月分を発表し、Pythonが人気1位を維持していることがわかりました。
Pythonの市場シェアは先月から2%増加して15.42%となり、過去最高を記録しています。Pythonはプログラミングの各分野で幅広く使われており、唯一の例外となっているのは組み込みシステムだけとなっている模様。組み込み分野ではPythonは動的型付け言語であるため遅すぎるという理由で避けられているようです。
その他のプログラミング言語の人気はそれほど変わっておらず、パフォーマンスの高いCやC++言語が根強い人気を集めています。SwiftとPHPの順位が入れ替わった他、最近話題のRustがトップ20に近づきつつあり、Kotlinはトップ30内に戻っています。
人気トップ20のプログラミング言語は以下の通りです。
日本生まれのプログラミング言語Rubyは昨年の15位から18位へ順位が下がっています。
TIOBE Indexはプログラミング言語の人気の指標で、GoogleやBing、Yahoo!、Wikipedia、Amazon、YouTube、Baiduなどの主要な検索エンジンの検索結果を分析して作成されています。IEEE Spectrumや、RedMonkのランキングとならんでプログラミング言語の人気を示す指標の一つとなっています。