まるでハリウッド映画のような本当に起こった出来事です。2011年に保険会社MetLifeを解雇されて以来路上で生活していたLeo Grand氏が、開発者Patrick McConlogue氏の援助を受けて「Trees of Cars」と呼ばれるiOS/Android用アプリをリリースし、話題になっています(New York Post、Hacker News、CNET Japan)。
Trees for Cars
カテゴリ: 旅行
価格: ¥100
事の発端は、McConlogue氏がGrand氏に「100ドル」もしくは「コーディングレッスン(Chromebook/技術書籍つき)」の選択肢を提示し、迷うことなく後者が選ばれたところから始まります。二人は毎日早朝8時から1時間コーディングの学習を行い、McConlogue氏が仕事に行った後も、Grand氏は日に3〜4時間の学習を続けたということ。4ヶ月後にAppleとAndroidストアでアプリをリリースできたということなので、支援があったとは言え、Grand氏には開発者としての素質があったのかもしれません。
作成されたアプリ「Trees for Cars」は、車のシェアを行うことで、CO2削減をめざすというかなり真面目なアプリのようです。アプリの収益は次のプロジェクトの資金として使われるということ。次回作にもこうご期待でしょうか。