Microsoftのモダンプラットフォーム上で動作するUWPアプリとして最も成功していたTwitterアプリの一つ「Tweetium Pro for Windows 10」の開発が終了することが分かりました(Softpedia)。
開発終了の理由はTwitter社が8月16日に計画しているAPIの変更です。
APIの変更が行われるとサードパーティ開発者はStreaming APIを利用することが実質不可能となり、Tweetium Proが提供している機能も大きな影響を受けることになります。なかにはストリーミング機能を定期的な更新など代替機能で置き換える開発者もいるようですが、Tweetiumの開発者はProバージョンの開発終了を決断した模様です。
Other functionality such as multiple account support will continue to work after that. However, at this time, most Windows users will want to check out Twitter's official app, as Twitter is making it impossible for other apps to continue going forward.
— Tweetium app (@TweetiumWindows) 2018年7月29日
Tweetiumの開発者は今後に関し「マルチアカウントのサポートやその他の機能は動作しつづけるものもありますが、現時点ではほとんどのWindowsユーザーはTwitterの公式アプリをチェックしたいと思うでしょう。Twitterは他のアプリの進歩を不可能にしているからです」とも付け加えています。
Twitter社は8月16日のAPIの変更以外にも、ポリシー違反のアプリの削除や、開発者のAPI使用の厳格化を進めており、誰もが気軽にTwitter APIを利用できる時代は終了したといえるかもしれません。