Appleが最新のMacBook ProやMacBookで採用している第3世代のバタフライキーは、薄型のせいかホコリやゴミの影響を受けやすく、二度押し、いわゆる「ダブルキー」の問題が発生するという報告が多数よせられているようです。
本日紹介する「Unshaky」は、この問題をソフトウェア的に解決するオープソースプログラムです。特定の時間以内に検知された2回目のキー入力を無視することで、2度押しを防ぐことが可能になると動作原理が説明されています。
Appleは2018年に、MacBook 2015・MacBook Pro 2016以降を対象としたキーボード修理プログラムを提供していますが、修理には時間が必要です。
修理を行うまでの間、ストレス無くMacを使い続けたいと思っている方は、このアプリをインストールしてみると良いかもしれません。
Unshakyの使用方法
GitHubのリリースページから最新のzipファイルをダウンロードし、中に含まれるUnshaky.appをアプリケーションフォルダにコピーします。
アプリを起動すると以下のようなポップアップが表示されます。
▲「システム環境設定」を開き、「セキュリティとプライバシー > プライバシー > アクセシビリティ」でUnshakyにチェックを入れます。
次にキー毎のディレイを設定します。
▲「設定」メニューをクリックし、2度押しが発生しているキーにディレイ時間(ms)を指定します。ディレイは40msが推奨されていますが、実際に使ってみて60msや80msなど、自分にとって最適な時間を設定することが推奨されています。
▲ディレイを設定したキーを連続して入力すると、そのうちの何回かはアプリの機能によってキー入力が取り消されていることが確認できます。取り消された回数は、メニューの「二重入力の取り消し」に表示されます。
まとめ
Unshakyは、MacBook Proのダブルキー問題をソフトウェア的に解決するアプリです、Appleにキーボードを交換してもらえない事情がある場合、このアプリで一時的にしのぐのもありかもしれません。
タイトル | Unshaky | |
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公式サイト | https://unshaky.nestederror.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7620-unshaky | |
説明 | MacBook Proのダブルキー問題をソフトウェアで解決。 |