AndroidではなくiPhoneを使用している理由の一つとしてヌルヌルかつサクサク動作するユーザー体験を上げる人は多いかもしれません。
Military.comによるとアメリカ陸軍特殊作戦コマンド(U.S. Army Special Operations Command)もその一つ。Androidデバイス(Samsung Galaxy Note)で動作するアプリが不安定な事を理由にして、iPhone 6sへの乗り換えを進めていると報じられています(9to5Mac)。
過去使用されていたAndroid Tactical Assault Kitと呼ばれるAndroidベースのデバイスは不安定で、フリーズしたり再起動したりする頻度が多かったのに対し、iPhoneはより高速でスムーズに動作する模様。またグラフィックスに関しても高く評価されています。
When trying to run a split screen showing the route and UAS feed, the Android smart phone will freeze up and fail to refresh properly and often have to be restarted, a process that wastes valuable minutes, the source said.
「画面を分割しルートとUAS(無人航空機)の情報を同時に表示した際、Androidスマートフォンはフリーズし適切に画面を更新できず、しばしば再起動を必要として貴重な時間を浪費した」
“It’s seamless on the iPhone,” according to the source. “The graphics are clear, unbelievable.”
「iPhoneだとシームレス」「グラフィックスはクリアーで信じられないほど」
アメリカ陸軍が兵士にAppleデバイスを支給するのは初めてではなく、2010年イラク・アフガニスタンでiPod touchを配布した事例が知られています。
軍隊がiPhoneのような繊細なデバイスを採用するのは意外な気もしますが、処理性能やユーザー体験のほうがより重視されているということかもしれません。