Rustで書かれた「uutils coreutils v0.0.18」がリリース - GNUとの互換性がさらに改善

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S 20230404 100920

GNU Coreutilsをメモリ安全なプログラミング言語「Rust」で再実装することを目指すプロジェクト「uutils coreutils」。最新版のv0.0.18がリリースされ、GNU Coreutilsとの互換性がさらに改善されています。

最新版のuutils v0.0.18では、GNUテストスイートの互換性カバレッジの強化、ファジングカバレッジの拡大、chmod/cp/cut/cksumなどの各種ユーティリティの調整、その他さまざまなな改良が行われています。

リリースノートは以下の通りです。

  • GNU/coreutils: update reference to 9.2 by @cakebaker in #4601
  • MSRV 1.64 & Workspace inheritance for dependencies by @tertsdiepraam in #4344
  • Fuzzing deployed for some programs and functions
  • For most of the programs, the help and description are using dedicated markdown files.
  • Adjust -i behavior for ln, cp & mv by @sylvestre in #4630
  • Refactor signal handling in yes, tee, and timeout by @anastygnome in #4588
  • Migrate from atty to is-terminal by @souzaguilhermea in #4382

uutilsは2年前からすでにDebianで動作しており、その後の改良によってさらに改良が進められています。FOSDEM 2023では、uutilsの開発者であるSylvestre Ledru氏が、GNU Coreutilsの代わりにRustで実装されたuutilsを採用する理由について発表しました。

[via Phoronix]

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