通常macOSのデフォルトのブラウザは1つに決まっています。すなわちリンクをクリックしたとき起動するブラウザはSafari(あるいはChrome、Firefoxなど)に固定されていて、変更するためには規定のブラウザを変更しなおす必要があります。
今回紹介する「Velja」はこの手間を軽減し、普段使うブラウザを素早く変更することができるmacOS用のアプリです。メニューからメインのブラウザを選択し、簡単に切り替えることができます。
以下使用方法を説明します。
Veljaの使用方法
VeljaはMac App Storeから無料でダウンロードすることができます。
Velja 起動すると以下のようなダイアログが表示されます。
▲そのまま「Allow」ボタンをクリックします。
▲「Veljaに変更」をクリックします。Veljaをデフォルトのブラウザとして設定することで、ブラウザをVelja経由で柔軟に起動できるようになります。
アプリを起動するとメニューバーにアイコンが表示されます。
▲「Primary Browser」の下にブラウザが一覧表示されます。チェックを入れたブラウザがメインブラウザとなります。メモアプリやメールアプリなどに含まれるリンクをクリックすると、ここで選択されたブラウザが起動するはずです。
設定画面でさらに複雑な設定を行うことができます。
▲「Browsers」タブでブラウザの設定を変更することもできます。
▲「Apps」タブでアプリケーション毎のブラウザを設定することができます。
▲「Rules」タブでは、特定のURLにマッチするリンク、あるいは特定のアプリからのリンクといった条件を指定し、起動するブラウザを設定することができます。
その他トラッキングプラメータの除去や、短縮URLの展開機能などさまざまな便利機能を使用することができます。
まとめ
Veljaを使用すれば、macOSのメインブラウザを柔軟に設定することができます。さまざまなWebブラウザを使用する必要がある開発者やデザイナーの方におすすめのアプリです。
