Vim開発プロジェクトは12月12日(現地時間)、テキストエディタ「Vim」のマイナーバージョンアップ版「Vim 8.2」をリリースしました(Phoronix)。
Vim 8.2では、プラグイン開発者から要求が多かった機能である「ポップアップウィンドウ」と「テキストプロパティ」という二つの機能が導入されています。
ポップアップウィンドウは、編集中のテキストの上に、メッセージや、関数のプロトタイプ、コードスニペットなどさまざまな情報を表示するための機能です。一方テキストプロパティを利用すると、パターンベースのハイライト表示ではなく、外部パーサーを利用する複雑なシンタックスハイライトが可能となります。
これらの新機能を確認することができる「Killer Sheep」というゲームも追加されています。
Vim 8.2には、その他、変更できない定数/変数を定義するconstコマンド、メソッド呼び出しの関数チェーン、Windowsのインストーラーの改善などさまざまな新機能が追加されています。
詳細は公式サイトで確認可能です。