Microsoftは18日(現地時間)、統合開発環境「Visual Studio」の次期バージョンのプレビュー版「Visual Studio 14 CTP 3」をリリースしました(Visual Studio Blog、リリースノート、ダウンロード)。
CTPとはコミュニティテクノロジープレビューの意味。Visual Studio開発チームに継続的なフィードバックを促進するためのもので、英語のみのサポートとなります。CTP 3での主な変更点は以下の通りです。
- ASP.NETとWeb Development vNextの更新: Visual Studio 2013 Update 3で導入されたwebツールの改良とASP.NET vNext alpha 3ランタイムパッケージを含む。
- .NET Nativeの更新: .NET NativeがVisual Studio 14に統合。
- デバッガーにPerfTips内蔵: ブレークポイントでかかった時間を表示することができる。
- Visual C++拡張: C++標準の準拠の拡張。
- カスタムレイアウトのローミング: CTP2で導入されたカスタムレイアウトをマシン間で移動可能に。
- sharedプロジェクト: File > New Projectメニューから、C#、VB、JavaScriptのsharedプロジェクトを作成できる
- 高解像度アイコン: コマンドバー、ツールウィンドウのツールバーなので、高解像度アイコンをサポート。
その他詳細は、公式ブログやリリースノートを参照してください。相変わらず早いペースでリリースされているのでついていくのはなかなか大変そうですね(CTP2は7月9日にリリースされていました)。