VMwareの最新仮想化環境「VMware Fusion 12」と「VMware Workstation 16」が9月14日(現地時間)にリリースされ入手可能になったことがわかりました(MacRumors、窓の杜)。
VMware Fusion 12は、eGPUの互換性の改善や、Kubernetesで構築されたコンテナベースのアプリケーションのサポート、DirectX 11とOpenGL 4.1のサポート、サンドボックスレンダリングエンジンのセキュリティ向上、アクセシビリティコントロールの改善など、多くの新機能や改善点が含まれています。
ホスト、ゲストの両方でmacOS Big Surにも対応し、macOS Catalinaで実行している場合はこれまで通りカーネル拡張機能を使用して実行されますが、macOS Big Sur上では、AppleのAPIを利用して仮想マシンやコンテナが実行されることになります。
ライセンスも更新されていて、Fusionの基本レベルは「Fusion 12 Player」と呼ばれるようになり、個人では無料で使用できるようになっています。開発者やIT管理者向けの「Fusion 12 Pro」はクロスプラットフォームライセンスとなり、Mac、Windows、Linuxの3台のマシンで、Fusion 12またはWorkstation 16を使用することができます。
12 Proの新規ライセンス価格は24,035円、Fusion/Fusion Pro 11からのアップグレードライセンス価格は11,935 円となっています。