VMwareは本日、macOS用の仮想化ソフト「VMware Fusion 13」と、Windows用の仮想化ソフト「VMware Workstation 17」を発表しました。
VMware Fusion 13では長らく対応が待たれていたAppleシリコンMacへの対応が行われ、Intel Macと同様に、Winows 11など最新のゲストOSを動かすことが可能となっています。
Fusion 13は、IntelとAppleシリコンMacの両方で、Windows 11仮想マシンをサポートしています。これには、有効なTPMとして認識される新しいVirtual Trusted Platform Module(2.0)デバイスと、そのTPMをサポートするための新しい暗号化方式が含まれます。
ただし、Appleシリコン版のFusionは、Windows 11のArm版が必要で、Windows 11のx86版はサポートしていません(Parallels等と同じ状況です)。
VMware Workstation 17でもWinows 11のサポートが強化され、VMの「完全暗号化」とともに、vTPMを使用するVMに最大のパフォーマンスを提供する「高速暗号化」機能が導入されています。
価格は新規ライセンスが30%オフで販売中で、VMware Fusion 13 Pro/VMware Workstation Pro 17のの新規ライセンスが20,983円、アップグレードライセンスが14,905円などとなっています。