VMwareは11月11日(現地時間)、VMware FusionとVMware Workstationを商用、教育機関、個人を問わず、全てのユーザーに対して無償で提供すると発表しました(公式ブログ)。
同社は5月に、VMware Workstation ProとFusion Proを個人利用向けに無償化しましたが、今回の発表でその制限がなくなることになります。
VMware FusionとVMware Workstationは有償サブスクリプションモデルから無償モデルに即座に移行しますが、現在商用契約を結んでいる場合は、契約期間が終了するまで、既存のサービスやサポートを受け続けることができます。
Broadcomの製品マーケティング ディレクターであるHimanshu Singhは次のように述べています。
If you're currently under a commercial contract, you can rest easy knowing that your agreement will remain in effect until the end of your term. You will continue to receive the full level of service and enterprise-grade support as per your contract.
現在、商用契約を結んでいる場合、契約期間が終了するまで契約が有効であるため、ご安心ください。契約に従って、フル・レベルのサービスとエンタープライズ・グレードのサポートを引き続き受けることができます。
無料版には有料版で利用可能なすべての機能が含まれますが、トラブルシューティングのためのサポートチケットは提供されません。
Broadcomは両製品の新機能の追加や改良などの開発を継続し、アップデートを迅速に提供する予定です。