Windows/Linux向けの仮想化ソフトウェア「VMware Workstation Pro」の最新版v17.6.4と、macOS向けの仮想化ソフトウェア「VMware Fusion Pro」の最新版v13.6.4が7月15日(現地時間)にリリースされました。
最新版ではセキュリティ問題への対処が行われており、重大度の高いCVEが4件(CVE-2025-41236~41239)、中程度のCVEが1件(CVE-2025-28840)修正されています。
Workstation Proの主な変更点は次の通りです:
- スナップショット機能の不具合(VMの電源オフ時にエラーが発生)の修正
- 一部ネットワーク関連バグ(例: Windows 11インストール時にネットワーク接続が切れる)の修正 → 回避策: NATからBridgedに切り替える
- Intel GPUを使用するLinuxホストでのハードウェアアクセラレーション不具合 → 対策: 設定に
mks.vk.gpuHeapSizeMB = "0"
を追加
VMware Fusionの変更点は次の通りです。
- NATモードでのインターネット接続問題を修正
- ESXiホストへの仮想マシンアップロード失敗の修正
製品組み込みのアップデート機能が動作していない場合、Broadcomの公式サイトからインストールファイルをダウンロードして更新する必要があります。ダウンロード方法は以下の記事で詳しく説明しています。
先日ひさびさにVMware Fusionをインストールしようと思い、最新ファイルのダウンロードを試みたのですが、なかかなかダウンロードリンクを見つけることができませんでした
なお両製品とも非商用利用に限り無料で利用可能です。