世界各国の都市や自治体でオープンデータの取り組みが進むなか、日本の和歌山県が全国47都道府県にさきがけて、GitHubでリポジトリを公開し、注目されています。ドキュメントによると、掲載された各種データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示 2.1で提供されるもの。「オープンデータのニーズ把握や、技術者の方等との協働した地域課題の解決等のために試験的に運用している」との注意書きがあります。
リポジトリでは、和歌山県内観光地の主な公共トイレの一覧データ、和歌山県の経済情報ニュース、和歌山県統計年鑑、和歌山県内の避難先情報一覧、和歌山県内の道路規制情報、公共施設一覧などが提供されています(今のところデータ形式は、xls、zipファイル、単なるリンクなど様々)。
和歌山県在住の方はもとより、和歌山県に旅行に出かけようと思っている方にとっても参考になる情報といえるかもしれません。また、データ公開のための先進的な取り組みとして、他県にとっても参考になる事例かもしれません。