WebKitプロジェクトがGitHubに遂に移動

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WebKit開発プロジェクは8月31日、6月23日にプロジェクトのソースコード管理システムをSubversionからGitHub上のgitへ移行したことを発表しました(WebKit)。

gitは、WebKitのような大規模なソフトウェアプロジェクトでコードを作成・管理するために適しており、大規模プロジェクトで、時代遅れの変更履歴ファイルをコミットごとにチェックインする必要がなくなるメリットがあるとのこと。新しいWebKitのコントリビューターのほとんどが、WebKitプロジェクトのgit-svnミラーで作業することを好んいるという事実も移行の背景にはあるようです。

また、GitHubを選択した理由としては、非常に大きな開発者コミュニティが存在し、GitHubのAPIにより、コミット時の作業が自動化できることや、レビューとフィードバックのプラットフォームとして活用することができることがあげられています。

gitの欠点として、gitのハッシュが自然な順序で並べられないという制限があるものの、WebKitチームは、「コミット識別子」と呼ぶものを使用することで問題に対処するとのことです。WebKitプロジェクトは開発者に対し、GitHubからWebKitをチェックアウトしプロジェクトへ貢献してくれるよう要望しています。

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