今更すぎですがご紹介。Webサイトの内容がいつのまにか書き換わっていたり、削除されていたりした場合、過去の内容を確認したくなるときがあるときがあると思います。
「Wayback Machine」はそのようなときに使える便利なサービスです。インターネットに関する万物を保存することを目指す団体インターネット・アーカイブの運営するサービスで、URLを指定すると、Webサイトの過去の履歴をカレンダー形式で一覧表示してくれます。
使用方法
例えば「http://www.yahoo.com」を指定し、「BROWSE HISTORY」をクリックすると以下のように表示されます。
カレンダーの青色が履歴が存在する日を表しています。人気サイトの場合スナップショットを保存する感覚がとても短く、毎日保存されているので、真っ青な表示となってしまいます。
試しに保存されているなかで一番古い、1996年10月17日のデータを表示してみました。かなりシンプルだったことが分かります。
Chrome用の拡張
Wayback Machineは有名サービスなので、簡単に利用するためのChrome拡張がいくつも存在しています。
今回は、窓の社で紹介されていた「ウェブタイムマシン」を試してみました(Chrome 44.0.2403.155)。
拡張をインストールすると右クリックに「過去ページを閲覧」というメニューが追加され、選択すると表示中のURLのWayback Machineにリダイレクトされます。シンプルな作りですが邪魔にならないので逆に使いやすいと思います。
まとめ
Wayback MachineはあらゆるWebサイトの全履歴を抑えているわけではありませんが、Webサイトの内容がいつの間にか変わっているけどどこが変わったのかよくわからない場合など、有効に活用できるシーンは多いと思います。
Chrome拡張を入れておけば、さらに手軽に過去ページを閲覧することができるので、より便利です。