長い歴史を持ち圧倒的な編集効率の高さを誇るテキストエディタ「Vim」。
独特の操作方法が採用されていて、使いこなせるようになるまでに時間は必要ですが、今年になってMacBook用のキーボードカバーが発売されるなど人気は衰えることを知りません。
本日紹介する「Why I Still Use Vim」は、そんなVimをなぜ今も使い続けているのかを説明する開発者Casper Beyer氏のブログ記事です。
Beyer氏はVimをデフォルトエディタとして使っているそうですが、拡張性の高さやsshでどこでも使えるといった利点は、Vimを使い続ける上での最大の理由ではないとのこと。
AtomやVS Codeと比較すると、編集時に必要なリソースが少なく。起動時間や動作高速であることが最大のメリットであるとしています。
例えば以下のような小さいCファイルを編集する場合、
#include
int main() {
printf("Hello, world!\n");
}
エディタごとに必要なメモリ量は以下のグラフのようになります。
▲60バイトのファイルを開くのに、Codeは349MB、Atomは256MBもメモリが必要なのに対し、Vimはわずか5MBのメモリですむとの結果が示されています。
▲一方エディタの起動時間(6MBのXMLファイルを開き、カーソルを終了位置にするのに必要な時間)は、AtomやCodeは20秒ほどかかるのに対し、Vimは4秒で完了しています。
▲同じXMLファイルで100,000の単語を置換した場合Vimはわずか4秒で終了しています。
個人が所有するコンピューターのスペックは年々上昇しているはずですが、Vimの軽量・高速という優位性は今でもまだ見逃せないポイントかもしれません。Redditでもこの記事を受けてエディタに関するさまざまな意見がやりとりされています。現在のエディタ環境をさらに改善していきたい方は確認してみてはいかがでしょうか。