Microsoftは、Windows 7/8.1ユーザーに対するWindows 10への無償アップグレードを、2015年から1年間提供しました。
2016年には無償アップグレードの提供は終了していますが、その後も実際はアップグレード可能な状態が続き、2020年末でも条件を満たせば、Windows 7やWindows 8.1からWidnows 10へ無償でアップグレード可能であることが明らかとなっています(Windows Latest)。
Windows Latestのテストや各種ユーザーレポートによると、Windows 7やWindows 8.1の正規ライセンスを所有している場合、以下のステップを実行することでWindows 10にアップグレードできるとのことです。
- PCや仮想マシンにWindows 7/8.1をインストールする。
- Windows 10のダウンロードページで「今すぐツールをダウンロード」をクリック。
- メディア作成ツールを開き、「今すぐこのPCをアップグレードする」を選択。
- ファイル情報を保持するオプションを選んでアップグレードする。新規インストールを選択するとアップグレードできない場合あり。
- インストール完了後インターネットに接続し、「更新とセキュリティ > ライセンス認証」を確認。
- 必要ならばライセンス認証を実行。
- Windows 7/8.1のプロダクトキーを入力してアクティベートすることもできる。
MicrosoftがWindows 10への無償アップグレードを提供し続けている理由は、マーケティング的なもので、ライセンス収入よりもWindows 10の市場シェアを優先しているのではないかと見込まれています。公式に認められている方法ではありませんが、2020年12月26日現在でもこの方法は有効とのことです。