Microsoftは5月、Windows 10用のマイクロコードアップデート「KB4100347」等を公開しました。
アップデートには2018年初頭に発見されたIntelのCPU等に影響する脆弱性SpectreとMeltdownに対応する修正が含まれているのですが、このアップデートをインストールすることでPCに深刻な不具合が発生しているとの報告が行われています(MSPoweruser)。
あるユーザーは当初、最新のマイクロコードアップデートKB4346084をインストールした後にPCが固まるようになったと報告していますが、システムを再インストールした後、KB4100347をインストールするまでは正常に動作していたと説明しています。
So @MicrosoftHelps my Windows just automatically installed update KB4346084 and after the forced reboot my system is now permanently stuck in the loading screen with the windows logo.
I even had to re-install windows 10 completely but the update just installed itself again ...— tmGrunty (@tmGrunty) 2018年8月22日
HTNovo.netは、本来Intel CPUを搭載したPC向けのマイクロコードアップデートがAMDプロセッサを搭載したPCに自動的に配信されており、これが原因で不具合が発生しているのではないかと指摘しています。
不具合発生した場合、該当のアップデートを主導でアンインストールすることで、問題が解決する可能性がありますが、自動的な再インストールによって再度問題が発生することも考えられます。
根本的な解決には、Microsoftが配信先PCの設定を修正するのを待たないと行けないかもしれません。