今年9月に公開されたばかり「Winamp」のGitHubリポジトリが削除されていることがわかりました(BetaNews)。
現在リポジトリが存在したURL(https://github.com/WinampDesktop/winamp)にアクセスすると404が表示され、削除された理由などの説明は行われていない状態です。
Winampのソースコードは9月公開時点で、Winamp Collaborative License(WCL)1.0というフォーク制限のあるライセンスが採用されて炎上していました。その後WCL 1.0.1でフォークは許可されたものの、配布は禁止された状態となっていました。
Winampのソースコードに関しては、公開したラマグループの権利に関しても懸念の声があがっており、GitHubにアップロードされたコードの中に、IntelとMicrosoftのコーデックコードが含まれているといった指摘や、WinampのオリジナルオーナーであるNullsoftの所有物であるShoutcast Distributed Network Audio Server(DNAS)のコードが含まれているといった指摘が行われていました。
今回の削除はこれらの問題をクリアするために行われたものである可能性があります。