Microsoftが先日公開したWindows 10 Insider Preview Build 18836(20H1)では、Windows Subsystem for Linux(WSL)に関する改良が行われ、これまでよりも簡単にファイルエクスプローラーからWSL上のファイルにアクセスできるようになっていることがわかりました(HTNovo.net、MSPoweruser)。
Thomas Maurer氏や、鈴木友紀氏がツイッター上に公開した情報によると、Build 18836ではWSL上のファイルシステムが「ネットワーク」の中の「wsl$」や、「Linux」(ペンギンアイコン)からアクセスできるとのこと。複数のLinuxディストリビューションにも対応していて、単に表示できるだけではなく、ファイルのコピーや削除、編集もできる模様です。
WSL上のファイルをWindows側からアクセスすることはこれまでも一応可能でしたが、推奨されてはいませんでした。20H1ではエクスプローラーが正式に対応することによって、さらに実用性が向上することになりそうです。