Microsoftは来年の春に公開予定のWindows 10の大型アップデート「20H1」で、ロック画面にWeb検索を実行できる検索ボックスを追加するための実験を続けているようです。
Windows 10 20H1 Build 18932で初めて発見されたのに続き、先日公開された「Windows 10 Insider Preview Build 18970」で少し異なる検索ボックスが発見されたことが分かりました。
Microsoft is experimenting with a different lockscreen layout. This is a screenshot from build 18970. I am not dragging or sliding the contents in any way, this is simply how it looks. pic.twitter.com/5FWsb38Ezi
— Albacore (@thebookisclosed) 2019年9月1日
画像は有名なWindowsハッカーAlbacore氏が公開したもので、日付と時刻の表示が画面の左上に移動し、検索ボックスはタスクバーのものと同様に画面左下に存在することがわかります。
同機能はデフォルトでは有効になっておらず、具体的に有効にする方法は明らかとされていませんが、Mach2のようなWindowsの各種機能を有効にすることができるツールを利用して表示することができるのかもしれません。
ロック画面にBingを利用する検索ボックスを設置することで、Microsoftが運営するBingサーチエンジンのWebトラフィックが増加することが期待できますが、セキュリティ上のリスクが上昇することも考えられ、単なる不具合で表示されているのではないかとの指摘も行われています。