Windows 10 ProまたはEnterpriseを搭載しているPCのなかで、本来起こるはずのないWindows 10 April 2018 Updateへのアップグレードが発生する問題が報告されているようです(Softpedia)。
これらのPCではアップグレードポリシーが「Semi-Annual Channel(半期チャンネル)」に設定されており、本来ならば大型アップデートが提供されるのは、機能更新プログラムの公開から数ヶ月後になるはずですが、原因は不明ながらすでにWindows 10 April 2018 Updateへのアップデートを受け取ってしまう場合があるとのこと。
Microsoftの広報担当者は、「報告を認識しこの問題を積極的に調査している」とSoftpediaに語っているそうです。
Windows 10 April 2018 Updateでは公開後、ハードウェア、ソフトウェアの両面で大小さまざまな不具合が発見されていて、そのなかには既に修正されたものもありますが、いまだに新たな不具合が発見されている状況です。
6月12日の月例アップデートでは、Windows 10 April 2018 Updateの不具合修正に大きな力が割かれるはずですが、企業ユーザーは、手元の環境が意図せずWindows 10 April 2018 Updateにアップグレードされないかどうかに関しても注意しておく必要がありそうです。