Windows 10の次期大型アップデート「Windows 10 Creators Update」では、ストレージの空き容量不足に悩んでいる方を助けてくれる機能が導入されることになりそうです。
これは現在Windows Insider Programに参加者向けに公開されている、最新のプレビュービルド「Windows 10 build 15014」に、以前お伝えした通り、空き容量を自動的に増やすオプションが追加されているためです(MSPoweruser、Softpedia)。
同機能は、設定画面から「システム > ストレージ」と進み「Storage sense」と呼ばれる項目を「オン」にすることで有効にすることができます。
▲機能は初期状態では「オフ」となっていますが、オンにするとテンポラリファイルやゴミ箱の中に存在する不要なファイルを自動的に削除し、空き容量を増やすことが可能となります。
▲また「空き容量を増やす方法を変更する」オプション設定画面には、上のような二つのスイッチが存在し、テンポラリファイルの自動削除機能、ゴミ箱の中で30日を超えて存在するファイルを削除する機能を、それぞれ個別に有効、無効を切り替えることができるようになっています。
また下にある「Clean now」を利用すれば、同機能を手動で呼び出し、即時に不要なファイルを削除することも可能です。今回試してみたところ1.34GBの容量を稼ぐことができました。
Windows 10 Creators Update正式版に向け、さらなるオプションの拡大が期待できるかもしれません。今後の機能の発展に注目が集まりそうです。