MicrosoftはWindows 10のUIを継続的に改善し続けています。
例えば、次期機能アップデートWindows 10 Version 20H2では、スタートメニューにテーマに対応したライブタイルが導入されることが明らかとなっていますが、これと並行してウィンドウの角を丸める外観の変更も進められていて、実際にいくつかの組み込みアプリでこの変更が確認できるようになっている事がわかりました(Windows Latest)。
Microsoftはここ数週間の間に、Windows 10に組み込まれている写真、カレンダー、マップ、付箋紙、電卓アプリなどを変更しており、アプリのコンテキストメニューやポップアップウィンドウの角が丸められているとのこと。
これらの変更はMicrosoftの新しいUIライブラリ「WinUI」の導入によるものである可能性もあり、もしそうならば、開発者に対して使用を推奨している新しいライブラリを、自らのアプリで積極的に利用している証拠といえそうです。
これまでのところ変更はWindowsシェル自体には及んでいないようですが、公式サイトで公開されていたスクリーンショットや、PDBファイルに含まれているWinUIOnDesktop、WinUIDesktopActionCenter、WinUIDesktopStartMenuといったシンボルからして、変更がシステム全体に及ぶのも時間の問題といって良いかもしれません。