Windows 10の累積アップデートKB5022834が公開 - 2023年2月の月例更新

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Windows 10 logo

Microsoftは本日、毎月米国時間の第2火曜日に提供している月例更新の一環として、Windows 10の各バージョンに対する累積アップデートをそれぞれ公開しました。

  • Windows 10 Version 20H2/21H1/21H2/22H2: KB5022834
  • Windows 10 Version 1909: EOS
  • Windows 10 Version 1903: EOS
  • Windows 10 Version 1809: KB5022840
  • Windows 10 version 1803: EOS
  • Windows 10 version 1709: EOS
  • Windows 10 version 1703: EOS
  • Windows 10 version 1607: KB5022838
  • Windows 10 Version 1511: EOS
  • Windows 10 Version 1507: KB5022858

それぞれWindows UpdateまたはMicrosoft Update Catalogを利用して導入することが可能で、変更点は以下の通りです(セキュリティアップデートの内容は日本Microsoftのブログで参照できます)。

目次

February 14, 2023—KB5022834 (OS Builds 19042.2604, 19044.2604, and 19045.2604)

Windows 10 Version 20H2/21H1/21H2/22H2用の更新プログラムKB5022834では、1月19日に公開されたKB5019275の内容に加え、Windowsオペレーティングシステムのセキュリティが修正されています。

KB5019275では、設定アプリのシステムページでOneDriveのストレージアラートを表示する機能の追加や、タスクバーの「ニュースと関心事項」がちらついたり、ファイルエクスプローラーが反応しなくなったりする事がある問題の修正、Input Method Editor (IME)がアクティブなときにアプリケーションが応答しなくなる問題の修正などが行われています。

リリースノートは以下の通りです。

ハイライト:

  • This update addresses security issues for your Windows operating system. 

改良と修正:

  • This update addresses an issue that affects certain Internet of Things (IoT) devices. They lose audio.

更新プログラムには以下の1件の既知の不具合が存在します。

症状 回避策
カスタムオフラインメディアまたはカスタムISOイメージからWindowsをインストールしたデバイスでは、この更新プログラムによってMicrosoft Edge Legacyが削除されても、新しいMicrosoft Edgeに自動的に置き換えられない場合がある。 LCUをスリップストリームする前に、2021年3月29日以降にリリースされたSSUをカスタムオフラインメディアまたはISOイメージにスリップストリームする必要がある。Windows 10, version 20H2およびWindows 10, version 2004で使用されているSSUとLCUの統合パッケージでこれを行うには、統合パッケージからSSUを抽出する必要がある。

  • 以下のコマンドラインでmsuからcabを取り出す。
    expand Windows10.0-KB5000842-x64.msu /f:Windows10.0-KB5000842-x64.cab <destination path> 
  • 以下コマンドラインで、先に抽出したcabからSSUを抽出する。
    expand Windows10.0-KB5000842-x64.cab /f:* <destination path>
  • この例ではSSU-19041.903-x64.cabという名前のSSU cabができあがる。このファイルをまずオフラインイメージにスリップストリームし、次にLCUを入れる。

Windows Updateの他、Microsoft Update Catalogや、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。

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