Microsoftは今年の初めにChromiumベースのEdgeブラウザの正式版を公開しました。新しいEdgeブラウザは公式サイトからインストーラーをダウンロードし、手動でインストールする必要がありましたが、これをWindows Update経由で行う更新プログラムの提供が始まっています(gHacks)。
更新プログラムは古いMicrosoft Edgeを、新しいChromiumベースのMicrosoft Edgeブラウザへ置き換えるもので、すでに新しいEdgeがインストールされている場合は提供されません。手動で新しいEdgeをインストールした場合と異なり、新しいEdgeをアンインストールして以前のバージョンに復元する機能は提供されない模様です。
更新プログラムの内容は以下の通りです。
- KB4541301: Windows 10 Version 1803/1809
- KB4541302: Windows 10 Version 1903/1909
- KB4559309: Windows 10 Version 1803から2004(KB4541301とKB4541302を置き換え)
更新プログラムをインストールするための事前要件となる推奨/オプションの更新プログラムは、それぞれのKBページに掲載されています。
現在、これらの更新プログラムはWindows Updateでだけ提供されており、Microsoft Update Catalogからは入手することはできません。更新プログラムで新しいEdgeのアンインストールはサポートされていないため、古いEdgeに復元したい場合要注意といえそうです。